長月夜は本当にただの「地味」な男の子なのか?

「推しの好きな所を語って欲しい」とお題を頂いたので、私の推しの魅力について考えてみました。

 


長月夜って皆さんにとってどんな子でしょうか?
公式からは「地味」「女子力」と言われていますが、それだけでしょうか?
私にとっての長月夜は「ギャップの塊」です。私はそのギャップに気付いた瞬間から、長月担に担降りしました。

そもそもアイドルとは、たくさんの才能・キラキラと光るセンスが無ければなれないお仕事です。
見た目の美しさは然ることながら、人前に立つことに対する抵抗が少ない事、誹謗中傷に耐えられる精神力、芸事に対してストイックになれる事、見ず知らずの他人から押し付けられるイメージに耐えられる事、複数の異性に対して(時に同性に対しても)疑似恋愛をさせ性欲の対象として見られても夢を壊さない事etc..
彼らの職業には、とかく強い精神力と圧倒的な見た目の美しさが必要になります。
これだけでも、その辺の男の子がなれる職業ではないという事が想像出来ます。
ただひとつ言いたいのは、今現在アイドルをしている彼らが最初からこういったセンスを持ち合わせていたかというと、それは違うという事です。
彼らは、ダイヤの原石でした。原石のままではただの男の子です。
長月夜含めツキウタ。の彼らに関しては、ただの男の子が、歌って踊ってテレビや雑誌に出てファンがついて、「ただの男の子」から磨かれ意識が変わって「アイドル」になっていったのです。
1%の才能を持った男の子たちでした。

長月夜は、本当にただの「地味」な男の子だったのでしょうか?
アイドルとしてスカウトされるだけの整った見た目で、学級委員を任されるだけの責任感があって、葉月陽という派手で女の子とたくさん遊んでいた男の子と幼馴染であり同じグループで遊んでいた長月夜が、本当に「地味」だったのでしょうか?
目立つわけでは無かったでしょうし、隣に立つ葉月陽と比べたら、確かに地味だったのかもしれません。
けれどそれは、長月夜の主観的な表現でしかないのではないかと、私は思っています。
クラスの女の子に「修学旅行、一緒に回ろうよ」と声をかけられていたのは、どういう理由だったのでしょうか。
クラスの男子に「一緒に回ろう」と声をかける女子は、たいがい派手だったりカースト上位の女の子です。そして、そう声をかけられる男の子だってカースト上位の男の子です。
本当に、ただの「地味」な男の子なのでしょうか?

彼自身が「地味」だと言うのなら、それは彼の主観として決して間違いでは無いのだとは思います。
女子力が高いのも事実です。
ただ、女子力が高いだけでアイドルとして人気が出るにはあまりに弱すぎるキャラ付けです。
例えば「女子力が高くて見た目も女の子みたい」「女子力は高いけど見た目がイカツイ」だとしたら、それはアイドルとして一定の人気が出る設定です。
けれど、長月夜はあまりに中途半端です。見た目は多少中性的でも、どう見ても男の子です。これでは本当に「女子力があるだけの普通の男の子」になってしまう。
最初は「料理が出来るアイドル」で話題作りができますが、これでは道が細すぎる。
だから、私は正直とても心配していたんです。これから長月夜はどんなアイドルになっていけば良いのだろうか、と。
そこに加えられた「演技」という道が、どれだけ嬉しかったか。どれだけ長月夜の「アイドル」としての道を広げてくれたか。
そして、彼自身が「演技」という道をとても愛している事が、大切にしている事が、どれだけありがたかったか。
『白月』で初めて「こういう役をやりたい」「新しい自分を見て欲しい」と言ってくれました。
長月夜が、ファンあるいはこれからファンになる可能性を秘めたオーディエンスに対して「俺を見てくれ」と、初めて伝えてくれたのです。
それが彼の成長であり、今後も彼を成長させてくれる力の源です。彼を成長させるのはファンでもメンバーでもなく、彼自身なのだから。

そして、長月夜は年々様々な表情を見せてくれるようになりましたね。
ふわりと笑うだけではない、切なげな表情も困った顔も目を細めて笑う姿も。
苦手だと言っていたグラビア撮影でも、写真を見ればそんな事分からないくらい上手くなりました。
努力を見せない、ただその結果だけを持ってくる所が、私は大好きです。
ねぇ、夜くんの表情、色っぽいでしょ?

それに付け加えるなら、私は彼の傲慢で強くて優しい所が好きです。
ファンが居る事を疑わない所。私は確実に彼が呼ぶ「ファン」の中の1人だから、とても嬉しい。
彼が「居ないはずが無い」と思うその中に、もっと言ってしまえば「君はそこに居る」と身勝手に信じられている事に、価値があると思っています。
自他ともに認めるネガティブマンなのに、彼は1度だってファンの存在を疑った事はないのです。
ひどく傲慢で、ファンにとって「自分たちの応援が届いている」と信じられる指標で、彼が「自分を受け止めてくれる人」を実感出来ている事実なのです。
ひどく愛しい傲慢だと、私は思っています。
強さも優しさも、彼の美徳ですね。
ツキアニ。で最も実感しました。私はツキアニ。がとても好きです(というより、私は公式から供給されるものが公式だと思っているので(当たり前)それを否定するのはナンセンスだと思っているだけです)。
あぁ、やっぱり長月から踏み出すのかと、思いました。長月も葉月も、お互いベクトルや表現は違えども勝手に背を向けていた狡い子供たちですけれど、最終的に駆け寄るのは長月なんだな、と。それは「自分が2人のずるい所背負い込む」という強さであり優しさです。
ツキステ。でも長月は皐月に対して強くて優しい男の子でしたね。「親友」だとはっきり告げる強さも、間違いを指摘する強さも、私が信じる長月夜でした。

長々語ってしまいましたが、長月夜は「「地味」だの「女子力」だの言われているけれど、アイドルとして才能があるし精神的にも肉体的にも強くて、これからもアイドルとして歩んでくれる所」が好きです。

瀬名恭司から相川玲に降りたファンの話

ビビッドカラーの青いワンピースを捨てた。 青いレースを縫い付けたスカートも捨てた。 青い花冠も、青いスパンコールリボンも、青でデコレーションしたうちわも、全部全部捨てた。

これは、私が瀬名恭司を降りた話。

瀬名を応援して7年と3ヵ月経った。 vivid!!!のデビューが2008年3月だから、彼らがデビューしてからの大半を見てきた事になる。 世間様も知っているように、vivid!!!は茨の道を歩いてきた。山も谷も落とし穴もあった。内部から突き落とされる事もあった。 度重なるメンバーの不祥事に、相次ぐフライデー。メンバーの脱退。 誰がこんな波乱万丈を予想していただろうか。私は、していなかった。 私たちのカッコイイ王子様は、カッコイイままキラキラと輝き続けると信じていた。信じていたし、確信もしていた。 その確信は、外れてしまったけれど。

8人で始まったvivid!!!は、8年かけて5人になった。 秋山誠也、狩野正樹、宇治川蓮、松本隆也、瀬名恭司の5人。 私の担当がその中に残っている事が嬉しかった。誇りでもあった。 鮮やかな色彩の中に、私の青は常に咲いていたのだ。

先に宣言しておくが、私は彼らにがっかりした事はない。 ダサい曲を歌って、珍妙な衣装を着て、ヘラヘラと笑っている姿に憤りを感じる事はあったけれど、がっかりした事は1度も無いのだ。

それでも瀬名から降りようと思った理由を、相川玲との出会いから辿ってみようと思う。 身内から「寂しい」と言われた。「裏切りだ」とも言われた。 それでも私が瀬名から相川に降りようと決心してしまった理由を、辿らなくてはいけない気がする。 身内への言い訳なのかもしれない。言い訳なのだろうと思う。言い訳でも良いから、とにかく私は、今のこの気持ちを書き残しておかなければならない。

【1】相川玲との出会い

Party tun up!という曲を聞いたことがあるだろうか? 私は、渋谷TSUTAYAでそれを聞いた。 1階の新曲コーナーの一角に、その曲は並べられていた。 知らない人が見ても「あぁ、FINの新人かな」と分かるような、FINアイドルらしさのあるジャケット写真だった。 私は事務所担じゃない。ましてやDDでもない。 言ってしまえば「vivid!!!しか分かんない」ような人間だ。 もちろんJackSやSAKURAのような「日本人なら誰もが知っている」ようなグループは分かる。デビュー組なら顔と名前も一致する人がほとんどだ。 けれど、こと若手になるとからっきしだ。メンバーどころか、グループ名すら覚えているか甚だ怪しい。 だからCDを手に取った時も「スプラッシュ……で、読み方合ってるっけ?」という覚束無い印象だった。

そのCDを買ったのは、偶然だ。 ジャケットが好みだった事もあるし、何かを買いたい衝動に駆られていた事もあるし、たまたまその時有線で曲が流れていた事もある。 とにかく、そういった偶然が重なった。 初回限定盤なのにPVすらつけてもらえない事に驚いた。FINは確かに厳しい事務所だから、売れていなければPVは作らせてもらえない。 vivid!!!だってPVを作らせてもらうまでに2年近くかかった。初めてPVを作らせてもらった時の感動をよく覚えている。 そういえば、新人の頃なんてそんなもんだったよなぁ、と懐かしさを覚えながらCDを聞いた。

これが、私が相川玲を知った瞬間だった。

一番最初に目に付いたのが、相川だった。瀬名に、ちょっと似ていたのだ。 髪色が近かったのもある。 キラキラとして眩しくて、わかりやすく整った顔をしていて、なにより楽しそうだった。 この中なら、この子が1番好きだなぁと思ったのだった。

【2】相川と瀬名、S+hとvivid!!!

相川を調べると、アッキー主演のホームドラマで弟役を演じた研修生だった事を知った。 そのドラマをちゃんと見ていたわけでもないし、相川を覚えていなくても当然と言えば当然だった。 古い切り抜きファイルをひっくり返して、相川を探す。 そこには、今よりずっと幼くて、ずっと小生意気そうな少年が笑っていた。 この子は、昔からキラキラと笑う子だったんだなぁと思う。 愛嬌があって華がある。 遊んでそうで、チャラそうで、けれど人目を惹く華やかさがある。 今とそんなに変わらない、明るい子だった。 瀬名も昔は、朗らかに笑う子だったよなぁと思う。 瀬名は、顔が良い。整っているし、王子様然とした雰囲気がある。 キラキラしてるし、華やかさもある。 もっと、素直に笑う子だった。もっとピーターパンのようにハツラツとしていた。 今のかっこいい瀬名も好きだ。けれど、あの頃の可愛い瀬名も、大好きだったのだ。

CDの中の相川は、機転も効くし出しゃばらない、けれど必要な時はきちんと突っ込むしきちんとボケて突っ込む。 頭の良い子だと言えた。 なにより、トークが面白かった。 グループ自体の話のテンポがとにかく良い。 vivid!!!もたいがい愉快なグループだと自負しているが、それとも比較出来ない。 普段からこんなテンポで会話しているんだろうなぁと思わせてくれるような、いやらしさの無い会話がとても印象的だった。

うちの子たちも、こんなに面白かったら、もっと売れていたのかなぁと思ってしまった。

vivid!!!とS+hを比べてしまった瞬間だ。 vivid!!!には、こんなに面白い子は居ない。 元々ハチャメチャだったユズルも勘助も居なくなってしまった。今の5人は、真面目だ。良くも悪くも。 真面目だから、アイドルに徹して面白い話もする。ファンが求める「プライベートの俺達」の話もする。 全部、彼らが真面目だからだ。 もっと自由で良いのにな、と思う。 vivid!!!はかっこいい。5人ともかっこつけだから、かっこつけてて良いのに。 ファンも、まるで腫れ物のように、彼らが出してくるものに「ありがとう」と言う。 「作らなくて良いのに!」「自由に話して、自由にアイドルして良いのに!」とは、誰も言わない。 S+hには、きっと無いんだろうなぁと思う。 彼らは始まったばかりで、彼らにはまだ落とし穴も無くて、山も谷も無くて、ただただ燦然と輝く未来しか見えていないのだろう。 彼ら自身も、そしてファンも。 眩しかった。羨ましくもあった。 この子達について行ったら、私が瀬名にvivid!!!に抱いていた夢を、もう一度見れるのかもしれないと思ってしまったのだ。

瀬名にかけていた期待も、重圧も、vivid!!!に抱いていた夢も、たぶん擦り切れていたのかもしれないと悟った。

これが、私の中で担降りを意識した瞬間だった。

【3】おめでとうを言えなかったファン

私は研修生公演を見たことが無い。 研修生の顔も名前もほとんど知らない。 だから、もちろんstarburst!企画も知らない。

おめでとうを言えなかったファンになった。

相川を調べると、すぐにstarburst!企画に行き当たった。 彼らがデビューする事になったオーディションなのだから当然だ。 FINオタの間では「研修生のオーディション企画をやっている」「Twitterをやっている」と話題になってはいたが、正直研修生に興味が無いから触れなかった話題だった。 こんなえぐいオーディションをやっていたとは知らなかった。

オーディションを知らないファンを、新規と言うのだろう、と思う。 FINオタの新規叩きは、もはや文化だ。 vivid!!!で言うなら「マジS出は永遠の新規」と叩かれるのと一緒だろう。例えマジSの放送が7年前だとしても、そこから出てしまったら永遠の新規なのだ。 今から入ってしまったら、きっと新規だと叩かれるのだろうと思う。 starburst!を知らない人間なんて、きっと永遠にニワカと呼ばれ続けるのだろう。 でも、私はstarburst!企画より前から相川担の人にこう言われた。

「おめでとうを言えなかったファンは、S+hの背中を押してくれる人」

この言葉に、何度救われただろう。 新規が居ないと、そのグループは解消されてしまうのだ。当然だ。 FINは厳しい事務所だ。これは間違いがない。私は、解消されてしまったグループも知っている。 だから、おめでとうを言えないファンは、確実にS+hを守って育てる存在になれるのだ。

夢を見ていいのだろうか。 私は、相川に、S+hに、アイドルとしてスターダムに登りつめる夢を見ていいのだろうか。 おめでとうを言えなかった。投票もしなかった。Twitterをフォローしたのも最近だ。 けれど、私は今日から「頑張れ」と言える。ダサい衣装にはダサいと言って、時に叱咤して、それでもかれらがキラキラの世界で輝く夢を一緒に描けるのだ。

悔しさが無いと言ったら嘘になる。 研修生時代や、starburst!企画の頃から応援していた人と同じ温度も同じ時間も、きっと共有出来ない。 彼らが懐古する時、その時に私は確実に居ない。 それが寂しいのも嘘じゃない。 でも、私のような新規の存在は、確実に彼らを大きくする。 それが誇りだ。

【5】ばいばい、ありがとう、楽しかったよ

瀬名を好きな気持ちは、もちろんある。 でも、瀬名にかけていた夢は擦り切れてしまった。 いつかvivid!!!が国民的アイドルになって、降りた事を後悔するのかもしれない。 でも、私は瀬名が自由に笑ってくれるなら、悲しくなんか無いんだろう。 大好きだった。瀬名を追いかけた時間は楽しかった。 だから、ばいばい、ありがとう。 青いワンピースを捨てた。青いレースのスカートを捨てた。花冠もリボンもうちわも捨てた。

今日私は、ピンクのワンピースを買った。

これは、私が瀬名から相川に降りた話。

「そこのふたり」についての話


世の中には「ネーミングセンス」というものが欠落した人が居ます。われらが社長・無限広夢もそのひとりです。
ある日彼は、彼が運営する芸能事務所の研修生である少年2人をこう呼びました「そこのふたり、こっちきて」……そこのふたりの誕生です!おめでとうございます、元気な男の子です!!



……さて、そこのふたりの前に、そこのふたりが所属するユニットのお話をしましょう。

私はいまFIN(ファンタジー・インフィニット・ネイション)という無限広夢社長が率いる二次元男性アイドル事務所を推しています。
FINを説明するには、個人的にこれで事足りると思っているので書いておきますが「二次元のジャニ〇ズ事務所」だと思っていただければ、9割合ってます。
難しい事はさておいて、彼らの世界ではFINが最も有名で最も有力なアイドル事務所だということです。そして、デビューメンバーの他にも研修生(いわゆるジ〇ニーズJr.)も抱え、次世代のアイドルの育成も行っております。

2014年・夏。
ことの発端は全てこの夏でした。
FINが大掛かりなオーディション企画に打って出たのです。
次のデビューメンバーを決めるオーディションを、研修生だけでなく一般公募からも募り、最終メンバー17名のうちファン投票で上位6名のデビューが決定しました。
先ほど「二次元アイドル」と説明しましたが、このへんはだいぶ三次元寄りでした。
オーディション選考メンバーはひとりずつTwitterアカウントを持ち、夏の間それぞれがそれぞれTwitterを使いアピールを行っていました。
ファンレターを送れば「〇〇さんありがとう♡」と返ってくる子も居ましたし、逆にほとんどTwitterを動かさない子も居ました。
架空の公演がほぼ毎日行われ、その日のフロントメンバーやその日のセットリストに日々ドキドキワクワクさせられていました。
……もちろん、私達ファンは自分の推しに投票もしましたし、実際に落選してしまったメンバーのアカウントは停止しましたし、ビジュアルの更新もありません。
実にシビアな企画でした。

そんな中からデビューが決まったのが相川玲・三島峻介・沖田奈緒・具志堅晃・桐生開志・垣内秀也の6人で構成される「S+h」です。
スプラッシュ、略してスプシュ。
彼らの説明はこちらのブログがとても優秀なのでぜひご一読をば……。


「そこのふたり」ってどこのふたりだ?
そこのふたりは相川玲と三島峻介の2人です。
シンメ……舞台上でシンメトリーになる立ち位置になる2人を、私達アイドルオタクは敬愛の意を込めてこう呼びます。
シンメは、舞台上で唯一、左右対称で同じ動きをしなければいけない、いわゆる「相方」のようなポジションになります。
そのふたりが実際に仲が良かろうが悪かろうが、そんな事は関係ありません。シンメになってしまったからにはシンメとしての任務を遂行しなくてはならないのです。
シンメと言えば、最近有名なのは「N〇WSのコヤ〇ゲ」でしょうか。あそこは仲が良いシンメですね。

デビューが決まる前……そもそものオーディション企画(starburst!企画)の前から、相川玲と三島峻介はシンメでした。
2人はFINの研修生として芸能活動をしていましたし、その中でもそれなりに人気のある研修生でした。
なので、社長からももちろん覚えられていましたし、その覚えられ方は完全に「セット扱い」でした。
「ちょっと、そこのふたり来て」「今からそこのふたりはこのポジションね」「おーい、そこのふたりー!」
完全に想像でしか無いのですが、こんなふうに呼ばれ始めたのではないでしょうか?
結果「そこのふたり=相川玲&三島峻介」という図式がFIN内外に定着し、私達ファンも知る所となったのです。


シンメという独特な世界。
私達が知る由も無い、それは本当に独特な世界なのだと思います。
相方……と言えば単純ですが、簡単じゃない荒波を一緒に乗り越えて、シンメであり続ける事はそう容易ではありません。
それは、ほかのメンバーにシンメが居ない事が表しているように思います。
沖田奈緒に至っては「シンメは居たけど、相手がオーディションに落ちた」とまで言っています。
ふたりの運も実力も拮抗していない限り、それは簡単に崩れてしまうものなのでしょう。
そういう事もあってか、そこのふたりの絆は私達が思っている以上に深いのです。

朝が苦手な三島くん。
しっかり者で男前な三島峻介ですが、朝が苦手です。「俺、なかなか起きられないんだよね」なんてレベルじゃないです。あれ睡眠障害なんじゃないの!?ってレベルの朝の弱さ。
「やだ。玲、一緒に寝よう?じゃあ一緒にお風呂入ろ?一緒がいい」
別に私の妄想じゃないですからね!!!???
はい、みんなで想像して下さい。cv.逢坂良太
公式だから、これ公式だから。
やだ……こわい……もっとやって……。
普段の三島峻介くんとのギャップ。末恐ろしや……。
普段は超絶しっかり者です。国立大学に通う優等生で、研修生の家庭教師みたいな事をやったりしてます。高校生組は「三島先生が夏休みの宿題の状況を聞いてくる……」「テスト結果の提出が出来ない(怖くて)」と恐怖に戦き、高校卒業組は「三島先生が居なかったら卒業出来てなかった」と感謝するような人です。恩師か。
それが、シンメの前にではこんなになってしまう……ギャップ萌え、オタク女子、大好き。

甘えたリーダー。
相川玲は最年長で、ユニットのリーダーです。
オーディションでのキャッチコピーは「オラニャン!18禁のセクシーボーイ」でしたが……オラニャンとは……?な気のいいお兄ちゃんです。ちなみにバラエティー班。
お仕事の時はみんなをまとめるしっかり者。話題提供も上手だし、盛り上げ上手。甘いセリフもお手の物。
ですが、シンメの前では基本的に甘えたさんです。「しゅんすけ~~~」と呼ぶ声を何度聞いたか。
寝起きじゃない時の三島峻介は、相川玲に対して塩対応です。そんなのお構い無しに、構ってちゃんする相川玲、バリカワイイ。
Twitterでは過度な構ってちゃんする相川玲に、塩対応な三島峻介、という図式がお馴染みですが、ふたりが対話したり対談したりしている時は基本的に穏やかです。
最年長組という事もあり、長年同じ時間を過ごしてきた落ち着きもあり、わりとゆったりとした時間を感じさせます。
そういうギャップも、オタク女子大歓喜。

実は仲が悪かった。
今ではこんなに仲良しなふたりですが、出会った当初は仲が悪かったそうです。
当時の様子はTwitterでもインタビューでも、ドラマCDでも話されているので結構想像がつきやすいし、今聞くと笑っちゃう話です。
相川玲はなかなかヤンチャしていたそうで、研修生の中でもボス的な立ち位置だったみたいです。そこに、社長の肝いりで、所属早々に良いポジションに入れられた三島峻介が現れて、それはそれは気に入らなかったそうです。
たぶんそこには、お互いの苦手意識が働いて、お互いがお互いにネガティブな方に気持ちが行っていたのだろうなぁと思わせる部分もあるのですが、相川担からあえて言わせてもらうと「相川、クソガキ」です。
シンメになってから和解したそうですが、シンメ結成当初は「おいおい、まじかよ……」みたいな感じだったそうです。
……今じゃ考えられないですね。

ビジネス仲良し #とは。
三島峻介はよくこう言います。「俺達はビジネス仲良し」だと。
そしてファンはこう言います。「ビジネス仲良し #とは」。
アプリゲームの練習着もお揃い。パジャマもお揃い。アクセサリーもお揃い。本人達も「お揃いは数え切れないくらい持ってる」と公言しているのにも関わらず!
一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、髪の毛乾かしたりしているにも関わらず!
三島峻介は甘いものが苦手な相川のためだけに、別のデザートを用意しているのにも関わらず!
お互いがお互いにちゃんと気遣ったり「親しき中にも礼儀あり」を体現するふたりなのにも関わらず!
ビジネス仲良しを譲らない三島峻介と、それに関して特に明言をしていない相川玲。
ビジネス仲良しって、何だっけ???とはまさにこの事です。


他にもシンメ芸はたくさんあります。
相川玲が車の免許を取って最初に車に乗せたのが三島峻介だとか(父親と社長も同乗)、お互いに身長・体重・スリーサイズが言えるだとか、エピソードは本当にたくさんあります。
オタク女子大好きなヤツばっかりです。
このふたりだけTwitterでリストにぶち込んで、ふたりの会話だけ楽しんでも、じゅうぶん楽しめます。
とりあえず、このイケメンを見てくれ!!
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最後に、私がそこのふたりを推す理由をちらっとだけ書いて終わりにします。
シンメって、アイドルな彼らにとって人生の大半を一緒に過ごす相手なんです。
逆に、シンメが居ない子は、そういう相手も居ないんです。だから、スプシュではそこのふたりだけが「人生の大半を一緒に過ごす、自分の半身」を持った存在なんです。
だから、彼らはお互いに相手を大事にするし尊重もする。同時に、長年連れ添う「甘え」も存在する。
ふたりは、お互いに相手が大切だということを出し惜しみしません。好きだという事も伝えます。例えそれが「顔」であっても!笑
そもそもふたりとも、育ちが良いんですよね。
自分がやってもらった事は「やってもらった」と言うし、相手を心配する時はときに怒る事も厭わないんです。
相手を信頼して、それが確実に返ってくる事を知っているから、彼らはお互いに真剣に向き合うんです。

オーディションの中間発表で、三島峻介が6位、相川玲が7位でした。
血の気が引きましたし、途方にも暮れました。
これから票を全て相川玲に入れて、例え相川玲が合格しても、三島峻介が受からなかったら応援出来ない。そう思っていました。
だからふたりが一緒にデビューした時は、その場に崩れ落ちたくらいです。
シンメって、それくらい脆くて危うい存在なんです。私達がお膳立てして、求めて、彼らがシンメでいたいとアピールしないと、成り立たないのです。そのどれかが欠けてもシンメは無くなってしまうものなのです。
「シンメ」という選択は、時に残酷だという事を知っています。彼らも、口にはしませんがきっと理解しています。
シンメで居る限り、彼らはトップに立つ事は出来ません。シンメという選択をする事は、自分が一番に輝く場所を放棄する事です。
三島峻介なんかは、特に社長の肝いりで所属しただけあるので、きっとシンメじゃなかったらセンターのチャンスもあったのではないでしょうか。
そのチャンスを放棄してでもシンメにこだわったのだとしたら、今度は私達がシンメを成立させ続ける番です。
ふたりがシンメであり続けられるように。
正確には、彼らがユニット活動を続けられるように、このコンテンツを継続させなければなりません。

このコンテンツは、面白いです。
CDのドラマパートなんて、たぶん笑っちゃうくらい面白いです。
Twitterのやり取りも面白いです。
あえて何から入って欲しいとは言いません。私は、彼らが輝き続ける日々を見ていたいのです。

私が加藤シゲアキに落っこちた理由

はじめまして!

 
いやー、White良かったですね。
久しぶりのジャニーズ現場という事もあって、期待と不安が入り混じった、複雑な感情を持ちながら東京ドームに降り立ちました。
白を基調に、各メンバーカラーでコーディネートした服装に身を包んだ可愛らしいお嬢さん方に混ざり、緑と紫を身に纏った私は心の底から挙動不審だったと思います(にわかババアの杞憂)。
KAT-TUN、キスマイを通過し、現在はジャニーズJr.を応援している私にとって、NEWSの凄まじくファンを甘やかすコール&レスポンスは、DVDで予習していたとは言え度肝を抜かれました。
ファンの事を「おめーら!!!」とか言わない!!!「声小せえぞ!!!」とか言わない!!!
コンサートの事を「デート」とか言っちゃうし、ファンの事を「彼女」とか言っちゃうし、KAT-TUNでジャニーズデビューした私にとっては「なんかすげーとこに来ちゃったぞ……」って感じでした。こそばゆい。
でも、めっちゃ楽しかったです。
 
前置きが長くなりました。
そんなWhiteで、私は加藤シゲアキに落っこちたわけです。
正確には、徐々に徐々に加藤シゲアキと言う名の大きな沼の淵に追い込まれ、Whiteで突き落とされた感じです。
更に細かく言うと、フルスイングでガラ空きの後頭部をフルスイングされました。ひどい暴力だ。
私が加藤シゲアキに突き落とされた流れを、備忘録として少し追ってみたいと思います。
 

「アブナイ夜会」と「少クラプレミアム」

元々evry.のおかげで小山慶一郎の好感度がめちゃくちゃ高かったことから、アブナイ夜会の評判が良くて動画を血眼になって探しました。ものの5秒であっさり見つかったので再生。
その時は小山さんの号泣加減の方が気になっていたのですが、なぜか妙に「スポンジケーキ美味いし!最高のスポンジケーキと生クリームになってやるから!」と言っている加藤シゲアキの言い回しが忘れられませんでした。
とかく面白い言い回しだ、と印象的で。
それ以来、NEWSの話をするたびにそのフレーズを拝借していました。
これが加藤シゲアキ、面白いな」と思ったきっかけだと思います。
 
少クラプレミアムは、実はようやく初めて4人のNEWSをまともに見た映像でした。
あの日の私は上田と同じスタンスでした。
「マジで小山良いヤツなんだよ」
上田、本当それな。さすが元担、わかってんじゃねーか。
そこでは、なんだNEWSのトーク面白いな、という所とパフォーマンスが可愛かった印象が強かったです。
今のNEWSを認識した、という感じだったと思います。
 

『ピンクとグレー』に出会う。

アブナイ夜会の約1ヶ月後だと思います。
映画化の発表があり、ちょうど暇つぶし感覚で本を探していたため手に取りました。
「映画化するし、こないだの夜会で加藤シゲアキ面白かったしな〜」という、なんとも軽い気持ちで読み始めた記憶があります。
滑り出しはテンポの悪さがあったものの、かと言って読みにくいという程でもなくページが進む。
な、なんだこの話は……!面白いぞ……!
少し靄のかかったセピア色の無声映画を見ているような、不思議な感覚だったのを覚えています。
薄ら暗く、遣る瀬無く、心の奥を引っ掻かれるような抉られるような話でした。
途中から「ジャニーズのアイドルが書いた」なんてことをすっかり忘れて読みふけっていました。
そして私は加藤シゲアキの頭の中、どうなっているんだ……」と思うようになりました。
彼の頭の中に浮かんでいる映像美は、どんなものなのだ、と。
知的で、かつ繊細な感性の持ち主であると感じました。
その時点で「加藤シゲアキをもっと知りたい」と思うようになっていたのだと思います。
 

アニバ魂と美恋魂

先に買ったのはアニバ魂のDVDでした。
「10周年」ということと、私が東京ドームという空間を非常に特別に思っていることから「これでつまんなかったら、もうNEWSは買わないし……」というとてつもなくネガティブな理由でお金を払っていたと思います。
この時点で私の加藤シゲアキのイメージは「小説家」でした。
これは、少クラプレミアムでも小説の話をしていて、直前までピンクとグレーを読んでいたためです。
だから、私はアニバ魂で衝撃を受けました。
ド頭から「アイドル」している加藤シゲアキに。
キラキラの衣装を身に纏って、楽しそうに眩しい笑顔で歌って踊っている彼の、小説家としてのイメージとのギャップが意外でした。
(元々こっちが本業だわ、と後々突っ込まれたました。)
ステージに立つ加藤シゲアキのなんて楽しそうな事か。
これは後から気付いた事ですが、きっと彼はNEWSの誰より「ステージ」というものに憧れと未練があって、ステージにしがみ付いている人なのかな、と思っています。
そんなアニバ魂DVDが……めちゃくちゃ楽しかった!
10周年という事もあって、メンバーの小慣れたステージパフォーマンスには安心感がありましたし、何より彼らが東京ドームという場所に特別感を持って臨んでいる事が伝わってきたのが一番の理由だと思います。
ドームを使い尽くしてやろう、というくらいステージの隅々まで使って、とても楽しそうに駆け回っている姿に、こちらものめり込んでしまうものがありました。
実はここでも、加藤シゲアキというより「今のNEWS」の好印象が残っていたりします。
加藤シゲアキ、アイドルじゃん!」が、加藤シゲアキに残ったイメージだったりします(笑)。
そして、これは美恋魂も期待が持てるぞ……と翌日には買いに行ってしまったのですが、実はこれを見るまでにはすこし時間がかかりました。
忙しかった事もありますが、それ以上に復活したコンサートだという事でより特別感がありました。
今の4人でスタートを切った映像だ、という事もあり、ここであっさり見てしまうのは勿体無い思いがありました。なにより、このDVDでNEWSに落っこちる自信があったので「こんなにわかな私が、美恋魂DVDで落ちました」なんて言って良いのか……という躊躇いもあった気がします。
そんな私の背中を押してくれたのが「おかえりって言えないファンが増えるのは後押しになる」という言葉です。
あ、おかえりって言えなくて良いんだ。はじめましてで良いんだ。
そう思うと、躊躇い無く見れるようになりました。
号泣するNEWSに、この人達に降りかかった苦労ってどんなものだったんだろうか、と改めて考えさせられました。
でもなにより一番は、メインステージからセリで上がってくる時の4人のなんとも言えないあの表情です。
泣きそうで幸せそうで、この人達はこの景色を見るために頑張ってきたのかな、と思って見ていました。
結論から言いましょう。
NEWS、やばいぞ。
落ちた、と言うよりも「この人達を、今からでも見ていかなきゃ」という、純粋にアイドルを応援する気持ちになっていました。
NEWSは正統派アイドルだと思っていたそのままに、分かりやすくアイドルに落っこちた気がします。
私にとってNEWSというグループにハマったきっかけは、美恋魂DVDだったでしょう。
 

『傘を持たない蟻たちは』

NEWSにハマってから、加藤シゲアキの新作の話が飛び込んできました。
せ、性描写だって……!?
最初は戸惑ったものの、まぁ小説読んでれば性描写が珍しいものではないのは分かりますし、書き手にとっても書くときゃ書くシーンだという事でしょう。
そんな中で私が気になったのは、もう消えてしまったのですが、とあるウェブニュースの記事です。
性描写に関して「想像ですよ」と言う加藤シゲアキに、凄まじい「アイドル性」を感じました。
だって27歳の男が性経験が無いだなんて、ファンだって思わないじゃないですか。本人だって、誰も自分の事を童貞だなんて思っていないと分かっているでしょう。分かっていながらも「想像です」と言ってしまう加藤シゲアキの、アイドルと小説家の絶妙な両立加減に舌を巻きました。
後から別のインタビュー記事で「性描写は必要な装置だったし、性描写を書く上で自分の経験だけじゃ書けないし、1から想像するしかなかった」というような内容の話をしていて、それはそれでまた納得しました。が、人が生み出す以上、自分の経験が混ざらないなんて無いと私は思いっているので、やっぱりアイドルだなぁと思うわけです。
この記事は、私が改めて加藤シゲアキに興味を持ったきっかけになるものでした。
加藤シゲアキ、どんな男なんだ?」
 

「White」につながるまで。

実は、4月あたりから私生活が凄まじく忙しかったのと、本命のJr.たちに大きな変化の時が訪れていた事もあって、NEWSを追っていない時間がありました。
『傘蟻』はフラゲしたのですが、その時が本当に忙しく、染色だけ読んで本棚に突っ込んでいました。
ここからは、なんで加藤シゲアキに転がっていったのかは、正直分かりません。
強いて言うとしたら、私がTwitterでフォローしている方々が、ことごとく加藤シゲアキ担だったせいだと思います。
だって!みんな!シゲの素敵なところばっかり!書いてるんだもん!!
ほとんど言い訳じみていますが、様々な方から加藤シゲアキについての情報をいただき、感化され、White直前には「どうしよう……加藤シゲアキが気になって仕方がない……」という状態まで転げ落ちていました。
 

Myojo10000字インタビュー

「あ、振り返らねーんだ」「"ふたりになってもNEWSをやろう"って。もちろん純粋な美談じゃなくて」「言葉って無力なときがあるから」「俺の最後のステージは、もうとっくに終わってるのかもしれない」「忘れちゃダメだって」
すごい感性だな、と思いました。
この人は、この感性を育てるのにどんな生き方をしてきたんだ、と。
まず「やられた」と思ったのが、去っていく2人の背中を見て「振り返らねーんだ」と思ったところ。
その会議で何を話したのかは知りませんし、どんな最後だったのか、想像もつきません。けれど、その背中に6人の最後を見て、自分の鏡のように感じて、そして振り返らない背中に寂しさや切なさを感じる、その感性ってなんて尊いんだろうかと思いました。
後から考えれば、実はこれって普通の事なんです。思い出して「こちらを一度も見ずに行ってしまったな」と思う事は、誰しもがあるんです。
それをその場で「振り返らない背中」だと感じる事の難しさたるや。私には無い感性ですし、それを育てた彼が何を吸収して生きてきたのかがとても気になりました。
それから、美談を美談じゃないと言い切る潔さ。自分の中のエゴだったり、歪んだ部分、人が当たり前に持っている打算的な部分を認められる潔い強さ。それが、彼の小説たちから感じた彼自身の考え方と重なりました。
「言葉は無力」と言うところにも、それは重なります。
言葉を操る人が感じる言葉の無力さを飲み込んでいるんだなと感じました。
ステージに対する執着や、苦しさを忘れないストイックさ。
このインタビューには加藤シゲアキの魅力が詰まっていたように思います。
この辺りで、もうすでに加藤シゲアキ、罪深い」となっていましたね。
 

そして、世界は「White」になった。

友達に誘われた東京ドーム。
予習はしたし、ファン同士も平和そう。
実は、ドームに入るまで加藤シゲアキのうちわを買って無かったんです。
改めて振り返ると「お前、シゲ担だろ?」と言いたくなる転げ落ちっぷりを披露していたのですが、その時はあくまで小山寄りのコヤシゲ推しくらいのつもりだったんです。
迷いに迷って、ドーム内の物販で加藤シゲアキのうちわを購入。ナイスファインプレー。
後は野となれ山となれ。
気付いたらフルスイングにフルスイングをかまされ、ESCORTで加藤シゲアキという美しい沼にエスコートされていました。
加藤シゲアキ、罪深い男だ」
 
 
まとめ
ド新規の私があれこれ言っても「それってどーなの?」と思われるかもしれないので、本当に私が加藤シゲアキに転げ落ちた流れだけを書いてみました。
彼の人間味溢れる人間性や、知的な側面とイマドキな青年の爽やかさ、ファンを甘やかすアイドル性。
どれも彼を構築する側面なのでしょう。一見すると全く別の人間のようにさえ思ってしまう側面は、全部ひっくるめて「加藤シゲアキ」を構成する要因なのだと思います。
様々な顔に翻弄されるでしょうし、そのギャップに追い付けない時さえあるかもしれません。
こんなにメンドくさいアイドルがあるか。
それでも、加藤シゲアキを好きになった人は、加藤シゲアキを追いかけるのでしょう。
メンドくさいけど、好き。メンドくさいから、好き。
びっくりするほどアイドルっぽくないのに、アイドルとしてステージに立つ事に人一倍の拘りを持つ、潔い強さがあるひねくれた男を、私はこれから追いかけていくのでしょう。
そんな未来が楽しみだし、嫌という程翻弄されることを願って。